解凍後の賞味期限って食品ごとにどの位違いがあるのか?

冷凍した食材

忙しい生活の中、冷凍庫って大変便利ですよね。

食材をまとめて買って冷凍し、少しずつ消費するという方は多いのではないでしょうか?

しかし、冷凍したものを解凍した後ってすぐに使わないとダメになってしまう気がして焦りますよね。

「今夜は豚肉メインの料理を作ろう」と予定して解凍しておいても、急に飲みに誘われたとき、もうその豚肉は捨てた方がいいかな…と思ってしまう方もいると思います。

今回は、食材ごとに解凍後の賞味期限について調べてみました。

目安の期限を把握しておけば、食材を無駄にすることもありませんので、ぜひ参考にしてみてください!

冷凍肉の解凍後の賞味期限は?

冷凍した肉

まずは多くの方が冷凍しているお肉の解凍後の賞味期限についてです。

精肉店によると、解凍後冷蔵庫で保存していた場合の賞味期限は2日間、だそうです。

少しでも長く良い状態を保つには、解凍方法も重要です。

冷蔵庫で時間をかけて解凍すると、お肉の食感や味が落ちにくく、常温や電子レンジ・湯せんで急速に解凍した場合は傷みが早くなります。

もう一つ大事なのが、冷蔵庫で保存するときにチルド室に入れる、という点です。

冷蔵庫内の平均温度は0~10℃で、チルド室は0~マイナス1℃で少しでも低温のチルド室に入れておくといいでしょう。

ただし、上記で挙げた条件で保存していても夏場などは劣化が早まっている場合もあります。

最終判断は、変なニオイや味がしないこと・ネバ付きなどの異常がない、といったことを見極めてからにしましょう。

ちなみに、くすんだ色になっていて表面が乾燥している「冷凍焼け」の状態は、食べても支障はありませんが味は落ちているため早めに食べてしまいましょう。

冷凍魚の解凍後の賞味期限は?

冷凍した魚

続いて、冷凍しておいた魚を解凍した後の賞味期限についてです。

魚はお肉と違って傷みやすいので、解凍した後はその日のうちに食べてしまった方がいいでしょう。

もし大量に解凍してしまい、その日のうちに消費しきれないという場合はしっかりと火を通したものを冷蔵庫で保存し、次の日には食べてしまった方がいいです。

ただ、干物の魚をお取り寄せなどで購入し、冷凍で届いたものなどもありますよね。

干物の場合は、解凍後2~3日間はもつ場合もあるようです。

しかし、干物の場合は解凍せずにそのまま焼いてしまった方がうまみを閉じ込めたままになるので解凍しない方がいいこともあります。

どの場合も、冷蔵庫でゆっくりと解凍しチルド室の入れておいた場合になりますので、解凍方法・保存環境に気を付けましょう。

冷凍おせちの解凍後と解凍前の賞味期限は?

食材

ここからは、お正月には欠かせないおせちの賞味期限について見てみます。

今では多くの百貨店等でおいしい冷凍おせちが売られていますし、早くから準備しておく家庭も多いですよね。

冷凍状態での賞味期限は、「12月31日着分で1月14日くらいまで」と記載してあるところが多いです。

つまり、冷凍したままでもおいしく食べられるのは2週間ほど、ということになります。

やはり生ものが多く入っているおせちは、他の食材と比べると賞味期限は短くなるようです。

そして冷凍おせちを解凍した後の賞味期限は2~4日間くらいとされています。

また、おせちを解凍するときは、冷蔵庫でお重をばらして24時間ほどかけじっくり解凍するとおいしく食べられる、とされています。

つまり12月31日に届いて解凍し、1月1日に食べ始め3日には食べ終えている状態がベストということになりますね。

まとめ

冷凍した食材2

いかがでしたでしょうか?
食材によって、解凍後の賞味期限は少し変わってきますが、いずれも2~3日以内には食べきった方が安全です。

少しでも長持ちさせるためには、冷凍する前に下味をつけておくと塩分が長持ちさせてくれます。

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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