コラーゲンが薄毛に効果的?抜け毛が減るといわれる理由!

コラーゲンが豊富な食材

コラーゲンと聞くと、すぐに美容に良いイメージを思い浮かべますが、実は抜け毛や育毛にもコラーゲンが大きく関わっているようなんです。

頭皮も皮膚であり顔の皮膚と同様にコラーゲンが肌の状態に大きな影響を与えます。

そこで今回は、薄毛抜け毛に関わっているコラーゲンにスポットを当ててみたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

薄毛や抜け毛に大きく関わっているコラーゲン

薄毛にはいくつかの要因が関係しており、体の内側から起こっていることもあります。
そのため薄毛の改善は体の内側から見直していくことが大切だと思います。

そこで、注目したい成分がコラーゲンです。

頭皮も顔の肌と同様に健康な頭皮を水するためにはコラーゲンが必要になります。食生活のおいてはビタミンやカルシウムなどの栄養素以外にも、コラーゲンを多く含んでいる食材を取り入れることも大切です。

そして、皮膚は表皮と、真皮、皮下組織から構成されており、そのうち、真皮の70%は、コラーゲンで作られています。

また、2016年には東京医科歯科大学の薄毛とコラーゲンに関する研究結果が発表されました。
それによると、加齢による薄毛には、コラーゲンの減小が要因であることを突き止めたようです。

このことからも、コラーゲンの存在は毛髪にとって無くてはならない成分なのです。

コラーゲンで真皮を活性化する

コラーゲンのパウダー

真皮にある毛根は、毛細血管から栄養をもらい、成長しています。

ですから、真皮にあるコラーゲンの代謝が落ちると、当然ながら、毛根への栄養が十分に行き渡らなくなります。

コラーゲン不足になった真皮から生えている毛は、栄養が不足しているために細くなり、抜け落ちる原因にもなり、結果的に薄毛になってしまいます。

また、毛髪が栄養不足になれば、抜け毛だけでなく、白髪が増える原因にもなります。

これまでも、抜け毛予防に頭皮ケアが大切だといわれていますが、頭皮の真皮こそ、しっかりケアをする必要があるのです。

そのためにも、コラーゲンの補給を日ごろから心がけるようにしましょう。
コラーゲンを含む食材や、手軽なサプリで、摂取するように心がけたいものですね。

コラーゲンの薄毛に対する効果には個人差がある

育毛剤にも個人々々に効果の違いがあるように、実はコラーゲンで育毛を目指す方にも、個人差があります。

ですから、コラーゲン食材を摂れば、誰でも育毛に成功するというわけではないのが、残念な点ではあります。

しかし、効果がある方については、サプリやドリンクなどのコラーゲンを摂取し始めて、1カ月くらいから産毛が生えてくるなどの効果が認められるようです。

コラーゲンは続けることが大切

コラーゲンを取り続けると、やがて、産毛が太く黒い髪に変わっていきます。

さらに、コラーゲンの効果で、白髪であった毛が黒髪へ生え変わる方もいるのです。
コラーゲン摂取で、真皮ケアが正しく行われると、毛細血管から毛根へ栄養がより流れるようになります。

そうすると、それまで衰えていた毛母細胞の新陳代謝が促進されて活発になり、育毛の効果が現れてくるのです。

そのため、頭皮の改善は育毛効果につながる方も多いのですが、100%すべての方に効果的ではありません。

しかし、頭皮の環境が改善することは良いですし、不足したコラーゲンを補うことについてデメリットはありません。とにかく試してみることだと思います。

普段の食事でコラーゲンの食材を食べるように意識し、食材からの摂取が少なければ、サプリメントで補うなどして、継続していくことです。

薬品を使用せずに体の内側から改善し、頭皮の新陳代謝を促すことは、とても素晴らしいことだと思いませんか?

米国の実験でも証明された

頭皮の断面米国での実験で、数十人を対象にした育毛実験では、一日に14グラムのコラーゲンを2カ月間、毎日飲むと髪の毛の厚さが10%太くなったという実験結果があります。

そして、コラーゲンの摂取を中断すると、髪の毛の太さは、元に戻ったようです。

コラーゲンはタンパク質の一種で、その形状が通常のタンパク質とは異なり、形が繊維上になっています。
また、コラーゲンは、人の体内にあるタンパク質の約40%を占めているのです。

体内で重要な役割を受け持つコラーゲン

肌の深部にある真皮の80%はコラーゲンで構成されています。

そのほかにも、腱、軟骨、血管、歯などの細胞同士を結ぶ接着剤のような役割をしています。

そしてコラーゲンはタンパク質の一種であるエラスチンとも相互補完し合っています。

筋肉、臓器などの伸縮性と弾力性を持たせることができるコラーゲンは、体の運動機能において非常に重要な役割を担っています。

コラーゲンがなければ、骨は動くたびに衝撃を直接受け、痛みも発生します。
そのほかにもコラーゲンは傷の修復など、細胞の増殖機能にも深い関係があります。

このように、人間の体にコラーゲンという成分は、欠かせない存在であり、加齢によって減少する問題を自分で解決していかなければなりません。

コラーゲンは加齢とともに減少する

毎日の食事で摂ったり、サプリメントで補っていかなければ、歳とともに体内からどんどん減ってしまうものなのです。

人間の場合、体内のコラーゲンの量は、35歳時が最大です。
その後は、体中のコラーゲンはどんどん減少していくため、コラーゲンを多く含有した食品、サプリメントの摂取によって、常に補っていく必要があります。

コラーゲンの摂取方法には、様々な意見があります。
せっかくコラーゲンを摂取しても、胃で消化されてアミノ酸に分解されるため、意味がないとも言われています。

しかし、一定の割合で効果を感じている人もいるわけですから、「全く効果が無い」、というわけではないと考えられます。

コラーゲンを積極的に摂取しよう

通常のタンパク質でコラーゲンを摂取するよりも、コラーゲン自体を摂取することが、コラーゲンの生成が多くなることも知られています。

コラーゲンを摂取すると、分解されてペプチドに変わります

そして、ペプチドがコラーゲンの材料となったり、コラーゲンを作る細胞を活性化します。

また、吸収を高めるためには、コラーゲンと一緒にビタミンCなどの栄養素を摂取すればよいので、コラーゲンの食材を食事のメニューに入れるときは、ビタミンCを含んでいる食材も一緒に摂れるようにしましょう。

コラーゲンが多く含む食材

100gの当たりコラーゲンが含まれている量は、牛すじ肉32g、鳥皮が25g、軟骨が16gg、ウナギが7g、カレイが6g、サザエが4gです。

このように、食べ物だけでコラーゲンを摂るのは難しいので、やはりサプリメントも活用して摂取するようにしたいですね。

これらの食材を交互に食卓に導入するなどすれば、育毛にも良いですし、もちろん、女性の美容にも良いですから家族で協力しやすいですね。

お父さんのためのは、育毛メニューとして、お母さんには美肌メニューとして、これらの食材を積極的に取り入れてお料理してもらいたいですね。

特に牛すじなどはシチューやカレー、肉じゃがなど、様々なメニューに使いやすく、安価に手に入りやすいので、非常にお勧めできるコラーゲン食材です。

まとめ

加齢による薄毛や抜け毛に期待されるコラーゲンですが、医薬品のように多くの方に効果を感じてもらえるものではありません。

ですがコラーゲンはサプリ等を活用すれば比較的安価に続けることができます。

また、薄毛ばかりでなく白髪や美容、関節の痛みにも効果を期待がもてるので「効果があったらいいな」位の気持ちでいれば、コラーゲンを摂取すること自体がストレスにならずにすみますよ。

まずは気軽に始めてみませんか?