生涯学習の必要性はあるのか!?その定義や歴史とは!?

生涯学習のイメージ

「生涯学習」という言葉を聞いたことがありますか?

「生涯学習センター」や「生涯教育」という言葉になじみはあるでしょうか。

でも、詳しい意味について、考えたことってあまり無いのではないでしょうか?

実は、けっこう身近なところで使われているんですよね。

資格取得の通信教育で有名な、あの「ユーキャン」も『生涯学習のユーキャン』と謳っています。

生涯学習をシンプルに説明すると、人生を豊かにするために生涯を通して学び続けること、を言います。

今回は、生涯学習の必要性や、私たちの生活にどのように関わっていて、またどういった取り組みがされているのかをお話しします!

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生涯学習とはなにか!?その定義をヒモ解いてみましょう

生涯学習の様子

生涯学習という言葉は、文部科学省でも定義づけがされているほど私たちにとって重要なものなんです。

(1)生涯学習とは…人々が生きている間に行う「学ぶ」活動

生涯学習は、学校教育のみならず社会教育・文化活動・スポーツ活動・レクリエーション活動・ボランティア活動・企業内教育・趣味など、多岐に渡ります。

勉強というと、学生などの若者達がするもの、というイメージが強いですね。

以下でどれだけバリエーションがあるのか、いくつか例を挙げてみます。

  • 現役で働く社会人…自らのキャリアアップの資格勉強する
  • 専業主婦…家事や育児の合間に、趣味の料理教室に通う
  • 定年で仕事を終えた方…第2の人生で自身のカフェをオープンするために、開業講習を受ける
  • 未就学児童…好きな踊りをする時間を増やすために、キッズダンススクールに通う

ほんの数例を挙げてみましたが、人によってもっとバリエーションは増えますよね。

こういった『学ぶ』活動を全て、生涯学習といいます。

(2)生涯学習…社会の活性化・経済発展に繋がる

それでは生涯学習は、人々の生活をどのように変えるのでしょうか?

人それぞれが、生きがいをもって生活出来る以上に社会・経済に好影響を与えことになります。

上の例を用いて見てみましょう。

社会人が資格取得出来ると…

自身がキャリアアップすることにより、会社への貢献度が上がり会社の業績も上々&給与アップも見込めるので、消費も増える→経済活性化

専業主婦が料理教室に通うと…
自身の生活が充実するだけでなく、家族の食事のバリエーションも増える
その主婦が自身の料理をSNSにあげると、フォロアーが増え、仕事のオファーが舞い込むこともある
そうでなくても、普段家にいることの多い主婦が、社会との接点をもてる
定年退職した方が開業講習を受けると…
念願のカフェオープンが叶い、自身の夢が叶う
その地域の憩いの場を提供出来、人々の交流の機会が作れる
子供がダンススクールに通うと…
家庭や保育園・幼稚園以外にも、自分の居場所が出来る
好きな踊りをもっと極められて、生活が充実する

例えば、の話を挙げてみましたが、確かに生涯学習により、個々人→社会への活性化につながることが、なんとなくわかって頂けたでしょうか?

高齢化社会の今では、年々孤独死する方が増えています。

一方で、青少年はSNSで簡単に人と繋がれるからこそ、実際の人との関わりは希薄になってきています。

高齢者は長年の経験を教える機会を、青少年には経験したことのない知識を学ぶ機会を、それぞれ得られたらそれこそが社会の活性化になりますよね。

生涯学習はいつからすすめられるようになった!?その歴史背景とは!?

図書館

(1)生涯学習の歴史は長い

そもそも、生涯学習はいつから提言されてきたのでしょうか。

もともとは、1965年フランス人のポール・ラングランが1965年にパリで開かれたユネスコ(国連教育科学文化機構)の教育委員会にて、

「教育は児童期、青年期で停止するものではない。それは、人間が生きている限りつづけられるべきである」

と述べたのが始まりとされています。

日本では、1981年に中央教育審議会が生涯学習の理念を日本の教育制度の基本理念として採用しました。

(2)日本の生涯学習は、先進国の中では遅れている

今でもそうですが、日本の授業体制は、基本的に先生が学生に対して一方的に授業内容を話す、という形ですよね。

欧米に比べ、学生同士や、学生と先生が討論したり活発に関わる授業はまだまだ少ないと思います。

しかし、それでは学生はインプットばかりで、自分の考えと人の意見を練り合わせる機会が少なく、自主性を育てる機会に欠けます。

そういった教育体制から、だんだんと子供の「自発性」「関心」「想像力」を高め、「自らデザインし、自ら学ぶ」姿が教育の本来の姿として見直されてきています。

生涯学習を学校教育で取り入れる!どんなカリキュラムがいい!?

生涯学習のイメージ2

それでは、実際に生涯学習は学校教育の場でどのように取り入れるのがいいでしょうか?

生涯学習の基本的理念として、学校で勉強することだけが学びはない、という考えなので、学校内だけに留めないことが必要です。

つまり、地域と関わりながら学ぶ経験が出来るカリキュラムがいいですね。

その機会の提供の場として、生涯学習センターや図書館・博物館・美術館、自然の家、文化会館、スポーツセンターなどがあります。

青少年にとっての学校教育は、将来の職業選択の基盤になります。

そのため、様々な地域の様々な職業の方々と触れ合う機会を作れるといいですね。

博物館や美術館での校外学習は、既に学校でなされていると思うので、私からは少し違った角度の活動をご提案します。

それは、野外フェスイベントへの参加です。

フェス??
ライブに行くの?!教育と関係ある?と思われる方もいるかもしれませんが、これから紹介するフェスイベントは、ライブだけではないんです。

GO OUT CAMP/GO OUT JAMBOREE
このイベントは、富士山の麓で行われるアウトドアキャンプイベントです。

もちろん様々なアーティストによるライブも行われるのですが、それだけではなくワークショップ(キャンドル・ウクレレなど)、山での木こり体験、乗馬体験、スタンプラリーやボルダリング大会、クラブイベント参加体験…などなど、案外盛りだくさんなんです。

1泊2日の参加になるので、キャンプ体験もでき、またいろいろな大人と関わる機会が持てる、というのが青少年にとって良い刺激になると思います。

もちろん参加費用はかかりますし、学年全員が参加出来るほどのキャパは無いかもしれませんが、こういったイベントは数々開催されています。

ぜひ教育関係者の方々は、検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

生涯学習のイメージ3

いかがでしたでしょうか?

定義や歴史など少し堅い話もありましたが、「生涯学習」は青少年だけでなく、大人の私たちにも深く関係するということがわかって頂けたでしょうか?

青少年にも、勉強を強いるのではなく、「新しいことを学ぶこと楽しさ」を感じながら、意欲的に学習に取り組めるように促していけたらいいですね。